【映画】STAND BY ME ドラえもん
いっしょにドラ泣きしません?
と、いうキャッチコピーから察するにこれのターゲットは大人だな?子どもの頃にドラえもんを見て育った世代の。そして僕はまんまとその狙いにはまり、日曜日の夜にこの映画を手にとったのです。やさしい気持ちにもなりたかったし。
昭和の時代だなって思った場面
① 暗記パン
→いまの時代だと、暗記だけじゃやってけなくて、藤原和博氏にしたがえば、情報編集力が必要な時代だから笑、暗記した知識•技能をどう活用するか?が、とても大切ですよね。いかにも暗記パンって時代を感じます。と、ガチで食いついてみました。
ちなみに文部科学省が次期学習指導要領改訂で示している学力の三要素は以下。
(1)基礎的・基本的な知識・技能
(2)知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等
(3)主体的に学習に取り組む態度
暗記パンで対応できるのは(1)のみですw
②ジャイ子と結婚して子どもがいる暗い未来
→これは少し説明が必要ですね。ストーリーとしては、怠け者でとりえのないのび太のままだと、ジャイ子と結婚し、ジャイ子に似た子どもたちに囲まれて、のび太は暮らすハメになってしまうと、4世代先の未来からやってきたのび太の玄孫?にあたる子どもが、のび太に忠告することから始まり、のび太を幸せにする=しずかちゃんとの結婚に道筋をつける、ことをドラえもんに託して帰っていくことから物語が動き出すのですが、これ完全に、結婚は当たり前の価値観ですよね。
いまの時代だと配偶者なし、子どもなしの方が当たり前に存在します。結婚業界の王様ゼクシィだって、結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのですとキャッチコピー打つ時代です。ジャイ子と結婚することが不幸せの象徴かのような時代設定に、昭和を感じました。
と、こちらも本気で食らいついてみました。
涙は出なかったけど爽やかな気持ちに
ドラえもんかわいいし、みんなピュアだし、心が洗われましたね。さっき上で書いたようにいまの時代からすると倫理的に危ないんじゃないかとヒヤヒヤするシーンも比較的ありますが笑、ドラえもんだから許されますね。それで、のび太とドラえもんの友情には感動させられもしました。やりますね、大人世代をドラ泣きさせてくる作戦。秦基博氏の「ひまわりの約束」は挿入歌で使われるのかと思ってましたが、エンディングでした。途中で聞きたかったな〜と少し思いました。
今日はそんなところで。
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