【本】学校では教えてくれないお金の授業
2018年最初の読書。
著者について
著者は経済評論家の山崎元氏。
三菱商事入社以後、12回の転職(→野村投信→住友生命→住友信託→シュローダー投信→バーラー→メリルリンチ証券→パリバ証券→山一證券→第一勧業アセットマネジメント→明治安田生命→UFJ総研→を経て現職に至っておられます。
動機
以前、newspicksで氏の記事を拝読し、非常に分かりやすかったので、今回書店で見つけて購入しました。
新年最初の読書がお金回りというのもあれかなと思いましたが、30歳を手前にして、一定程度の投資余力がでてきたので、資産計画をしっかりとしていきたいと考えており、手に取りました。
書評
一つの銀行に1000万以上の預金を持たないと決める
これ大事ですね。銀行と言っても倒産リスクがありますから。自分の人生のステージとしてもちょうどこういったタイミングだったので、ありがたいお言葉でした。
株価の値上がりや業績予想の下方修正などで、途中で売りたくなる可能性がある個別株は、NISAには不向き
こちらも良いタイミング。2018年から夫婦それぞれに口座を作り、NISAを本格化しようと考えていますが、その際のガイドラインになりそうです。個別の株式への投資も、勉強の意味で小口から始めようかと考えていましたが、これはNISA口座とは切り分けて個別に考えることにします。
その他、銀行や証券会社との付き合い方、マイホーム/ 生命保険/自家用車の考え方、株式投資、投資信託、NISA、年金など幅広く資産形成回りのトピックをカバーしていますので、初心者には最適かなと思いました。
もちろん、すべて鵜呑みではなく、最後、自分の頭で考えて行動することが大切なことは言うまでもないと肝に命じましたが。
amazonレビューも、概ね好評のようです。