Tokyo diary

本と映画の記録です

【映画】ブエナ•ビスタ•ソシアル•クラブ★アディオス/グレイテスト•ショーマン

2019年6•7作目。

ブエナ•ビスタ•ソシアル•クラブ★アディオスは自宅DVDで。グレイテスト•ショーマンは目黒シネマにて鑑賞。

 

ちなみに今週•来週と、目黒シネマはグレイテスト•ショーマン1本勝負(1日5回上映/入場料1.000円)。

一周回ってのグレイテスト•ショーマンだから、2週間これ一本勝負だと、きついのでは?といらぬ心配をしてましたが、三連休の中日の本日、15時上映開始の会は、盛況な人入りでした。

 

ブエナ•ビスタ•ソシアル•クラブ★アディオス

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90年代後半〜00年代前半にかけて世界的な熱狂を惹き起こした(らしい)キューバのバンド、ブエナ•ビスタ•ソシアル•クラブ(以降BVSC)の歴史から、2016年にキューバの首都ハバナでバンドとしての活動に終止符を打つまでを追ったドキュメンタリー映画です。

 

僕自身はBVSCは知らなかったのですが、なかなか魅力的なバンドでして、90年代の全盛期でさえ、バンドの主力メンバーはかなり高齢なんですよね。メインボーカルのイブライム•フェレールは、97年のアルバムリリース当時で70歳。2016年のラスト講演まで活動したオマーラ•ポルトゥオンドは現在88歳(97年当時66歳)。

しかしむちゃくちゃカッコよいです。

 

映画は当時のインタビューシーンや、世界各国でのライブシーンなどを追いかけながら進むスタイル。よくこんな映像残してたなと。あっぱれです。キューバ音楽が世界を熱狂させた様子が臨場感を持って伝わってきます。

 

メインボーカルのイブライム•フェレールは、2005年に亡くなりますが、死の4日前まで、周囲の反対を押して、ステージに立っています。その時の映像も記録されていまして、身体は病魔に蝕まれていることが推察されはするのですが、声は最後までほんとうに美しかった。

 

好きなことを始めるには遅すぎることはないのだということや、心から愛することをやりきる人生は尊いのだということを教えてくれる映画でした。

 

真冬の東京ではありますが、BVSCのメロディをかければ、南国キューバへ旅したかのような気分になりました。

 

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ★アディオス - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画

 

グレイテスト•ショーマン

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こちらはポピュラー映画。

ミュージカルですね。

そうだなあ、妻とも帰り際会話してましたが、同じミュージカルならララランドかなあ。僕は。

ダンスや映像は悪くなかったですが、ストーリーへの入り込みはララランドに叶わなかった。主人公のヒュー•ジャックマンの行動が、成金感ありすぎて、いまの僕たちの生きる時代には共感性低いのかもしれないな。もう少し彼の内面が見えるとよかったのかもしれないけど。

とはいえ、変な毒なく、楽しく観れるので、家族で観るのにちょうどよい映画なのかもしれないですね。

 

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